クラフトのユニバーサルデザイン。公共トイレ、公園・景観施設の設計。

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環境保全への取組

地球温暖化、水質汚染、大気汚染等環境面における不安材料は増加する一方です。
クラフトが取り組むべき課題は特に公共トイレにおける処理水の水質の向上と、節水であると考えています。 水洗化率の高い日本において便器洗浄に使用される上水量は、半端ではありません。また、それに伴う汚物を洗浄した汚水の量も同様です。貴重な水資源の確保を考慮すると、このトイレにおける水の使い方を良く考える必要があります。

環境の話

現在地球では生物が生きて行くための環境が次第に脅かされています。最も大切な空気と水が、これからも加速度的に汚れて行くことを黙って見過ごすことはできません。美しい地球を未来に残していきたいと考えています。 都市化が進み、日本の下水道普及率は年ごとに上昇しています。また家庭用浄化槽も合併処理槽が推奨され、全体として汚水のたれ流しは改善されているかのように見えます。
しかし、現実として河川の水質は多くの問題をはらみながら悪化しています。環境を汚染する要因は次第に複雑になり、地下に浸透し、地下水を汚染し、川を汚し、ひいては海を汚染して海は巨大な汚染物質のゴミ捨て場になりつつあるのです。このままでは決して遠くない将来、魚は食べられなくなってしまうと言われています。人間を含む生物は健康に暮らして行けなくなってしまうでしょう。
川を汚染する原因の1つが、生活排水とともに、し尿と言われています。なぜでしょうか。経済の成長は、道路の発達や生活の豊かさをもたらしました。現在、日本では週末には車で出掛け、山や海で過ごすライフスタイルが定着しつつあります。今まで人の入ることのなかった森に道路ができ、多くの人間が山に入るようになりました。ゴミの問題と共に、し尿は今、大きな問題となりつつあります。人間が山や川、海に残すし尿の量は自然の浄化能力をはるかに超えてしまい、世界的人口の増加と共に大きな問題となってしまいました。

トイレの話

汚物を処理する方法は、現在、水で流す方式が最も一般的で衛生的と言えるかもしれません。しかし、水洗式トイレは多くのエネルギーを必要とします。少なくとも水と電気が必要ですが、山や川で簡単にそういったエネルギーを手に入れることは困難です。
さらに汚水を処理した水をどうするかが大きな問題となります。そういった場所で水洗トイレは、非常に贅沢な存在ではありますが、環境に与える影響を考えると重要な存在であるとも言えます。自然には、下水道や電気は完備されていません。そこでクラフトでは、太陽光や風力、雨水などのクリーンエネルギーを生かして行きます。また、汚水は循環槽を通して浄化されますが、処理水は放流せずくり返し洗浄水として使用します。
日本は水に恵まれた国だと思われがちですが、トイレの洗浄にこのように多くの水を流し続けることは、もう許されない時期に来ているのかもしれません。クラフトの循環槽は、始動時に初期水を必要とするだけです。また、一般的に使用される浄化槽は処理後のBODが20PPMを基準としていますが、この処理水を直接山や川に放流することは決して好ましいことではありません。循環槽を通った水は、BODが5PPMの処理水として決して放流されることなく再利用されます。

クラフトでは、トイレにおける節水の提案と共に洗浄水の循環利用をお薦めしております。また、全く水を使わない処理方式や自然エネルギーの利用も推進しております。これらは下水道普及率の低い地方都市においては非常に有効です。また、逆に都市部においては、水、電気を必要としない方式は省エネルギーを実行しながら災害時の対応を可能にする方法と言えます。
私達は、山形の本社内において水の循環利用を実行しながら、ご提案をさせて戴いております。