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宮城県多賀城市

ー地域テーマとの融合ー

多賀城市は、宮城県のほぼ中央に位置し、東部や北部には史跡が点在する歴史あるまちです。

ＪＲ多賀城駅は市の中央にあり、平成２５年に高架新駅舎が完成しました。現代的な雰囲気と「多賀城」をモチーフにした赤色が融合する駅舎の南口に整備された広場にトイレが設置されました。

観光客など不特定多数の人が利用する駅前のトイレは、特に故障防止の配慮が必要です。クラフト独自開発のロータンクをカウンターに収納する方法を採用しました。

トイレには御神輿を納められる倉庫が併設されました。御神輿の高さに合わせて大きな開口を設けることによって出し入れしやすいよう設計しています。

構造　｜　鉄骨造

屋根　｜　ガルバリウム鋼板葺

仕上　｜　吹付塗装仕上＋窯業系サイディング張

付柱　｜　合成木材（赤色塗装仕上）

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