works 納入事例
埼玉県入間市
入間市駅前トイレ
ー普段づかいのトイレで災害に備えるー
大きな災害が発生した際に必要なのは、食糧や水だけではありません。
水洗トイレが機能しなくなると多方面で影響が及び、衛生環境が悪化すれば、健康被害にもつながり、命にかかわる問題となります。
トイレは、水や食糧と同様に災害発生直後から必要となります。
しかし、その重要度に反して、仮設トイレが避難所に普及するまでには時間がかかるのが現状です。
参考文献 「避難所におけるトイレの確保・管理ガイドライン」平成28年4月 内閣府
クラフトの提案
多くの人が集まる施設では、防災対策として行政による災害用トイレの設置が求められています。
クラフトでは通常のトイレ個室内に災害用トイレ設置スペースを確保することをお勧めしております。
災害時も平常時の個室をそのまま利用できるようにすることで、災害時もプライバシーと安心感を確保し、被災された方の精神的ストレスを少しでも軽減できれば、と考えております。災害用トイレは洋式、和式よりご選択いただけます。
駅前トイレを災害対応トイレへ改築
入間市では市制50周年を記念する年に、入間市駅前トイレを災害対応型トイレへと改築しました。
大便器ブースごとに洋式タイプの災害用トイレ台座をセットできるようブースを広く取り、平常時は大きな荷物を持っていても利用しやすい広さです。入間市駅はアウトレットモールで買い物をした方の利用も多く、熱心な市役所の担当者の方のご配慮ともマッチしています。
バスロータリーの中に設置するため、バスが運行休止となる夜間の数時間で設置完了となるよう入念に計画し実行しました。
構造 | PC造
屋根 | PC造 防水塗装仕上
仕上 | 50mm二丁掛磁器質タイル貼(指定色)
搬入 | 13t低床トラック・50tラフタークレーン